岡村記念病院で経皮的僧帽弁接合不全修復術MitraClipが始まりました
僧帽弁閉鎖不全症(MR)の治療は開心術による僧帽弁形成術/置換術がスタンダードですが、高齢やハイリスクなどを理由に手術困難となり、薬物療法で心不全を繰り返している患者様がおられます。
経皮的僧房弁接合不全修復術は全身麻酔下にカテーテルでMitraClipを心臓の中に持ち込んで僧房弁の弁尖を挟んで逆流を減らして心不全を防ぎます。
次のような心不全歴のあるMRの患者様が対象です
- 高齢で僧帽弁手術を断念してきた方
- 重症な肺疾患 肝臓病などを合併した方
- がん患者様で1年以上余命のある方
- 高度な頸動脈病変など脳梗塞のリスクのある方
- 手術は怖いけどカテーテル治療ならばとお考えの方
エコー検査などを行い、岡村ハートチームで患者様に最も適した方法で治療をご提案します。お気軽にご相談ください。
岡村ハートチーム代表 三和 千里
ご連絡は 岡村記念病院 地域連携室
TEL 055-973-3221 / FAX 055-973-3404 まで