循環器内科 医師(心不全、外来診療)について
心不全パンデミックといわれる昨今、増え続ける心不全を制するには、虚血性心疾患や不整脈に対する最先端医療はもちろん、Structural Heart Disease(SHD)へのアプローチは必須です。重症心不全治療はカテコラミンを主とする薬物療法だけでなく、Impellaなどのmechanical supportやCRTが必要な場面が多々あり、心臓リハビリテーションや専門的看護などを合わせたチーム医療が重要です。
当院では「真のハートチーム」を目標にしており、内科・外科の垣根を超えた心不全の診断、治療チームを目指しています。2022年からTAVRを開始、2023年にはMitraClipの導入も視野にいれながら、「真のハートチーム」による心不全治療を構築していきたいと考えています。
そこで、心不全の診断治療のスペシャリスト、心不全チームのリーダー医師を募集します。
是非、あなたの持つ知識、経験、スキルを心不全チームのリーダーとして発揮して下さい。
募集要項
- 職種
- 循環器内科医師(常勤:心不全、外来診療)
心不全チームをリードして心不全診療にあたっていただきます
※非常勤職員についても応相談 - 募集人数
- 1~2名
- 年齢
- 59歳以下(定年年齢を上限として募集)
- 勤務時間
- 変形 1ヶ月単位
月~金曜日 8:30~17:15(休憩45分)
日直・当直・待機 応相談 - 給与
- 病院規定による
日直・当直・待機・呼出手当あり
実績手当あり
住宅手当・通勤手当・時間外手当は年俸に含む - 昇給
- あり 年1回
- 賞与
- 年俸に含む
- 学会
- 学会出席は年2回まで病院負担とする
発表する場合はその限りではない
- 休暇
- 土曜日、日曜日、祝日、年末年始休暇、有給休暇(初年度10日付与)
- 加入保険等
- 雇用 労災 健康 厚生 財形
- 退職金制度
- あり 勤続3年以上
- 定年制
- あり 60歳
- 再雇用
- あり 65歳まで
- 託児所
- あり(3歳の年度末まで) かるがも保育所
自己負担:100円/1時間 - 福利厚生
- 定期健康診断 各種ワクチン接種 ユニホーム貸与 院内シューズ支給 慶弔休暇制度 スポーツクラブ 保養施設(エクシブ)
- マイカー通勤
- 可 無料駐車場あり
- お問い合わせ
- 電話・メールでの問い合わせ
- ※病院見学は随時受け付けております
現役医師からのメッセージ
循環器内科医長 築地 美和子

私は、CVIT専門医ですが、超音波専門医(超音波専門医/JB-POT認定医/SHD心エコー認証医)でもあり、虚血性心疾患だけでなく、SHD診療に携わりたく、2020年4月当院に赴任しました。当院では、2021年10月よりハイブリッド手術室が稼働し、2022年4月よりSapien 3を用いたTAVI、2023年1月よりEvolutを用いたTAVIを開始しました。2023年秋からMitraclipも開始する予定です。当院の役割として、循環器疾患に対する急性期治療はもちろんですが、増え続ける慢性心不全患者への対応が急務となっています。
現在、当院では多職種(医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、臨床検査技師、放射線技師、MSW)からなる心不全チームを立ち上げ、心不全入院または再入院をさせないためのチーム医療を進めています。入院中に行った患者指導をいかに外来で継続していくか、また地域先生方にどのように情報提供していくべきか、様々な議題について定期的なカンファレンスを開き、心不全チームで活動しています。心不全診断、治療にご興味がある先生を募集しております。是非一度、当院へ見学にお越しください。
診療内容と特徴
循環器内科 実績
病院見学について
病院見学を希望される先生は、メールフォームからご連絡ください。交通費は当院にて負担させていただきます。
かるがも保育所
かるがも保育所は職員が業務に専念できる体制を確保するため、2011年4月1日に開所しました。
岡村記念病院に勤務する全ての職員が、職種や雇用形態(常勤・非常勤・派遣・委託)に関係なく利用できます。
通常保育は産休明けから3歳未満が対象で、2名以上でも可能です。その他、主となる園の休園時、小学校の長期休暇や休校時の学童保育、病児保育(応相談)など様々なケースに対応しています。
詳細は、下記のかるがも保育所利用規約をご覧ください。

医療従事者の方へ(理事長挨拶)

岡村記念病院は、1983年2月に設立された循環器専門病院です。1年365日24時間循環器疾患を治療できる施設をつくり地域に貢献するというのが設立の趣旨でした。この理念を貫いて来ました。地域の人より循環器疾患なら岡村記念病院へといわれ、多くの患者さんに受診していただける病院になりました。難しい病気に対応するため新しい医療技術や患者さんに負担の少ない医療技術を積極的に取り入れてきました。
時代も変わり患者さんの高齢化や多様化した医療要求に、医師・看護師のみでは対応できなくなってきました。薬剤師、理学療法士、管理栄養士、ソーシャルワーカーなどを含めたチーム医療の推進こそが、良質な医療を提供できるのではないかと考えております。これからも患者さんに医療技術のみでなく、チーム医療、病診連携を推進して健康で安心して暮らせる地域作りの一翼を担いたいと考えております。