病気について

デバイス治療(ペースメーカー、ICD、CRT、CRT-D)

ペースメーカー

心臓の筋肉に電気信号を伝える神経が弱ったり切れたりする病気になると心拍数が極端に少なくなります。これによりめまいや失神の症状が生じたり、心臓に負担がかかって心不全になったりします。心臓の神経を回復させる薬はないので、代わりにペースメーカーという機器を植え込む手術が必要になります。ペースメーカーは本体とリード線から構成されるもので、本体は前胸部の皮下に、リード線は本体から静脈を経由して心臓へ植え込みます。これにより神経の代わりに機械の電気信号で心臓を刺激します。ペースメーカーは電池駆動のため、6~10年(作動状況による)で交換が必要になります。また、正常に作動しているか確認するために約半年毎の通院(ペースメーカー外来)が必要です。最近は電話回線などを利用した遠隔モニタリングも可能になっています(当院では開始準備中)。

植え込み型除細動器(ICD)

心室頻拍や心室細動など、致死性不整脈と呼ばれる種類の疾患では、発作が出ると死に至る可能性があるため、確実に不整脈を止める必要があります。近年、AED(自動除細動器)が公共施設などに設置され救命に貢献していますが、そういったものが常に身近にある訳ではなく、周囲に誰かいなければ救命されないことも考えられます。そこで、危険性の高い方には植え込み型除細動器(ICD)を植え込んで発作を常に監視します。ICDは危険な発作がないか心臓を常に監視し、発作があると自動的に充電して体内で電気ショックを行い、発作を止めることができます。ただし、ICDはあくまでも発作を止める働きしかないので、発作の予防のために薬を飲んだりする必要があります。ICDの場合もペースメーカーと同様に定期的なチェックが必要で、電気ショックが作動した場合には臨時に受診することも必要になります。

心臓再同期療法(CRT)、両室ペーシング機能付植え込み型除細動器(CRT-D)

心不全では心臓に負担がかかることで心臓が大きくなり、そのために筋肉の収縮が乱れる場合(非同期化)があります。これにより心臓が血液を送り出す力が弱まり、状態が悪化することが報告されています。この筋肉の収縮の乱れをペースメーカーで整えて回復させようとする治療法があります。これが心臓再同期療法(CRT)です。CRTではペースメーカーで使用する2本のリード線(右心房、右心室)に加えて冠静脈から左心室へもう1本リード線を追加します。これにより心臓(左心室)を両側から挟み込んで刺激して動きを調節します。心不全の患者さんは致死性不整脈を合併することが多いため、CRTにICDの機能をプラスしたCRT-Dを使用することもあります。

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